離乳食の時期には、赤ちゃんが指しゃぶりをしたり、食べ物の中に手を突っ込んだり、スプーンを掴んで離そうとしたりする様子が見られることがあります。
離乳食をあげようとしているのにこのようなことをされてしまうと困りますよね。やめさせようとすると泣いてしまったり、さらに暴れてしまったり、収拾するのにさらに時間がかかってしまい疲弊してしまうこともあるかと思います。
そこで今回は離乳食中の指しゃぶりについて、なぜしてしまうのか、やめさせるアイディアをお話しします。
離乳食中に指しゃぶりしてしまう理由
指しゃぶりは、赤ちゃんが自分の手の存在を認識したり、空腹を癒したり、自己刺激を求めたりするなど、さまざまな理由で行われます。また、気持ちを落ち着かせる効果もあり、発達に伴う本能的な行動のひとつと考えられています。一般的に生後2ヶ月から3ヶ月頃頃から見られる行動で、生理的なものなのでやめさせる必要はありません。ただし、長期にわたって指しゃぶりをすると歯の健全な発育に悪影響をもたらす可能性があるため、無理やりやめさせようとすると精神的に不安定な状態になりやすくなります。
一方、離乳食中期~後期になると、子どもが食べ物に興味を持ち始め、「自分で食べたい!」という自我が芽生えてきて、食べ物の中に手を突っ込んだり、スプーンを掴んで離そうとしたりするようになります。初めは食べ物をつかんでむやみに押し込むだけですが、だんだん1回に口に入れる量を調節していき、上手になっていきます。
離乳食中の指しゃぶりをやめさせる方法とは?
無理にやめさせる必要なありませんが、やはりどうにかしたい場合は、手に何かを持たせるのが有効な手段です。持ちたがらなければ、無理強いしないでください。やがて自分で手づかみで食べたがるようになりますので、指など口に入れる余裕などなくなります。
我が家ではマグを持たせてみました。マグを使い慣れたお子さんには通用しないかもしれないですが、まだ自力でマグでお茶を飲めないお子さんからしたら、マグはおもちゃです。おもちゃで手が埋まっていれば、そちらに気持ちが持って行かれているので、スプーンで口をトントンすると口を開けてくれます。指しゃぶりを外そうとするとぐずっていたのに、これをするとスルスル食べてくれました。
ただ、持たせるものによっては逆に仕事を増やしてしまうこととなります。
マグの場合、ハイチェアにガンガンぶつけてしまうので危なく、あまりオススメできる方法ではありませんでした。野菜などの食べ物も同様に叩きつけたりぶつけたりしてボロボロに床やテーブルに飛び散ってしまうのでオススメできません。
そこで、マグや食べ物に代わる、手に持ちたがる離乳食用のおもちゃを作ることにしました。
おもちゃ選びのポイントはこちらです。
- 赤ちゃんの小さい手でも握りやすい
- 柔らかくぶつけても危なくない
- 咥えたり舐めたりするので、洗えるもの
これらのポイントを押さえたオススメのおもちゃをお伝えします。ちなみに我が家は1番目のアンパンマンを使い、指しゃぶりを徐々に減らしていくことに成功しました。
ディズニー やわらかにぎにぎラトル くまのプーさん
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Promise Babe りんりんスティック ラトル
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まとめ
子どもになんとか離乳食を食べてほしい、栄養を摂ってほしいと思い日々頑張っている親御さん方でも、お子さんがなかなか食べず指しゃぶりしてしまうとイライラしてしまったり、どうして食べてくれないのと悩んでしまいますよね。でも、お子さんは困らせようとして指しゃぶりをしているわけではありません。成長段階の一部として、口にさまざまなものを入れて感触を確かめて覚えていっています。お互いに気持ちよく離乳食の時間を過ごせるよう、役立つアイテムも取り入れながら、お子さんの成長を応援していきましょう。
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